2022年06月07日
ミュラーオブヨシオクボ21年春夏コレクション特別な毎日を送る秘訣
(muller of yoshiokubo) 21年春夏コレクションが発表された。“Utility chic”がテーマ“Utility chic”と名付けれられた今季のコレクションは、その単語が持つ意味の通り、日常にとけこむ実用性を備えながら、エレガントな表情に仕上げているのが特徴。首元にさり気なく取り入れたチャイニーズディテール、角度によって絶妙な光沢を放つカカルティエネックレスコピーラー、こだわりのファブリック…。そんないつもより‟ひと手間”加えたアプローチによって、纏うたびに気分をぐんとUPさせてくれる、特別な洋服たちで溢れている。全体に漂うリラクシングなムードレースやフリルなど、フェミニンな要素をバランスよく取り入れながら、今季はどこか肩の力を抜いたような、リラクシングなムードで満ちているようだ。繊細なフリルを一面にあしらったキャミソール×スカートのコーデは、モデルの体躯を強調しすぎない、ややゆったりとしたシルエットで。また胸元にギャザーを寄せたキャメルカラーのセットアップは、光沢感のある上品な表情ながら、ふんわりとしたパフスリーブが程よい抜け感をもたらしている。カラーパレットカラーは、ベージュやブラック、アイボリーといったベーシックなパレットに、春夏らしいレッド、グリーン、ブルーなど鮮やかな色彩をコンビネーション。“彫刻”にインスピレーションを得たというグラフィカルなパターンは、シャツやスカートに登場し、コレクション全体に軽やかなリズムをもたらしている。またルックの中では、スカートの中心に大きくプリーツを配したことで、その複雑なパターンの動きを、よりシャネルケースコピーダイナミックに見せているのが印象的だ。人気のスイムウェアも毎年人気を集めるスイムウェアの新作も見逃せない。単色で染め上げたシンプルなバンドゥビキニは、彫刻的なモチーフをセンターに配したことで、胸元を自然にキュッと引き締めてくれるモダンな仕上がり。ビーチシーンではもちろんのこと、ワンピースやジャケットの下にレイヤードした、シティライクなコーディネートも楽しめそうだ。